リフォームをされたT様

T様の声をもとに弊社で編集させていただきました・・・

*▲リフォーム前
▲リフォーム前

 T様は40代の御夫婦、御主人のお父さん、中学生、小学生、保育園児、各一人の男の子3人兄弟で、6人家族です。

 昭和40年代、お父さんが「他の建築業者」で建てられた平屋建(1階のみ)の建物を、子供の成長に合わせ2階増築、1階増築をして来られたようです。

 子供も成長し、御長男が結婚、同居をして、お孫さんも大きくなりました。3年程前、雨漏りが直らないので直して欲しいと弊社に依頼があり、屋根・外壁のリフォームをしてからのお付き合いでする。 その時ご主人は、「本当は内部のリフォームをしたいけど、雨が漏るので仕方なく外を直す、以前の業者は何度直しても雨漏りが止まらないので、神門工務店の門を叩いた」との事でした。

  実は、奥様のご実家を、弊社が建て替えをしているという経歴が有り、外から神門工務店を見て居られたのだと思います。

 施主様が家に不満を持って居られた部分は、生活出来ないわけではないけど、水廻りが古くなった(この様に思って居られる方がたくさん居られます)家の中が暗い(これは後から採光を考えずに南部分の増築をした為)なんだか家がジメジメする(庭の土を後から盛っている為)シロアリが湧いて駆除して貰ったが床下がどうなっているか心配(この悩みを持って居られる方も多く、このお宅の場合の原因は当初ゆったりとした敷地に建てた平屋だった為か床が低く床下の空間が狭かったその後庭土を盛り庭一面を芝生にした(芝生は生きるため根の廻りに水を寄せます。

 その上庭一面に生い茂る事で庭土の表面の乾燥を遮ります)その庭の土の高さが高いため雨が降ると庭の表面を流れた水は庭よりも低くなった床下の土を湿らせました土間コンクリートが打ってない為(昭和40年代当時は当たり前でした)床束等が湿っていました後から増築した時床下の通風を考えていなかった為こもった蒸気が抜けず家をジメジメさせていましたもう一点はお風呂がタイルで造った風呂で脱衣場からお風呂に入る部分は引き戸のサッシ後から2階を載せた事も重なりタイルとサッシの際が割れていましたお子さんが男の子だった為か長年濡れた足でお風呂から脱衣場に入りサッシの前に良かれと思って敷いたバスマットは濡れてサッシの下の材木を濡らしていましたシロアリの為にとても良い環境が出来上がっていましたその近所の住宅街は同時期に建った住宅地でご近所でもシロアリが出て駆除をして居られたようです同じ様な建て方だったのでは無いでしょうか。

 シロアリは土の中にいる為一軒の家がシロアリ駆除をすると居心地が悪くなり移動します近くに環境の良い所が有ればそこに住み着くようです。シロアリが出たお宅で話を聞くと近年お隣でシロアリが出たとか去年お隣がシロアリ駆除をしたという話は必ずといって良い程聞きますT様のお宅が先か後かは分かりませんがその住宅地内をシロアリが移動し続けていると思われます。

*▲リフォーム後
▲リフォーム後

  神門工務店が出した解決策は一階の床下にコンクリートを打つお客様の案は、炭を置くでしたが炭は効果が長続きしません。交換が必要です当初の出費は安くても手間と維持費を考えお断りしましたコンクリート自体は湿気を吸います。但しコンクリートの下にビニールを敷く事により地面からの湿気を上げませんビニールだけだと長年の間にめくれる事もありますし継ぎ目があります。シロアリの歯でかみ切れる硬さですコンクリートで押さえる事によりビニールのめくれと継ぎ目の弱点とシロアリに噛み切られない硬さを得ますその上一階の床下の湿気を乾燥したコンクリートが吸います。庭に簡単に入れれば庭土を取り除く案もありますが塀と庭木に囲まれ人一人しか通れない通路しか有りません。手作業で庭土を出すのは床下のコンクリートを打つと今まで床下に流れていた庭の水が逃げ場を無くし庭の水はけが悪くなるのは目に見えていましたが予算との兼ね合いから今回は見送りました。

 お風呂をユニットバスにするユニットバスにする事により廻りに水が漏れにくくなります。お風呂から脱衣室への出口廻りを樹脂製の枠にしてバスマットを敷く部分に樹脂製の点検口兼収納庫を付け水が床下に落ちにくくして定期的に床下の点検も出来る様にする。普段は買い置きのシャンプーなど仕舞っておく収納庫として利用出来ます。